豊富な自然と歴史に包まれた山・高祖山 [ 416m ]
下ノ城址 → 山頂(所要時間:約10分)
ここ
下ノ城跡
は山頂の上ノ城に対して下城として築かれていた場所である。
ここには木製のベンチやテーブルが用意され、ゆっくり体を休め山頂を目指すことができる。
道標には「高祖山頂まで0.2km・高祖東谷まで1.8km」さらに「一の坂礎石群まで0.6km」と案内されている。
さらに「自然はみんなのもの火のあと始末を充分に ゴミは、捨てないで」と書かれた案内板も立っている。
左手へ直進すると高祖東谷へ、山頂は右手へ下って行く。
すぐ鞍部に着き、ひと登りすると枯れ葉が敷き詰まった
広場
に着く。
周りには、原生林もどき大木が、力強く枝を広げその中に、ポッカリ空いた空間が登山者を包み込むように落ち着いた雰囲気を見せている。
左手奥の方にはベンチが用意され、吸い込まれるようにそちらへ足がむいてしまう。
テーブルも据えられ、ここを素通りするにはもったいない。
時間があればここでも腰を降ろし、この雰囲気を楽しみたい。
山頂はここから直進して行く。
右手には、四角い案内板が立てられ、「自然はみんなのもの・・・」と同文で書かれている。
広場を過ぎると、道はゆるやかな登りとなる。 すぐ、平坦になり、両脇にベンチが置かれている。
道は、落ち葉のじゅうたんが続き、サクサクとリズミカルな音を立てゆるやかな傾斜を行く。
周囲には大木が多く、自然の深さを身に感じながら山頂を目指していく。
広場から1〜2分歩くと、大きく右手へカーブし急坂となる。
ここは┤形の三叉路となっており、左手へ行くと、今宿野外活動センターへ通じている。
ここには、左手に道標が立てられ「高祖山=0.1km」と案内されている。
少し行くと正面に赤土むき出しの、滑りそうな土壁になる。
ここには左右にロープがかけられ、
ロープ
を手に用心し登っていく。