header_rogo.png

九州山クラブ アウトドアを楽しもう!九州の山々を登山記録として紹介

ホームホーム福岡県の山福岡県の山佐賀県の山佐賀県の山大分県の山大分県の山熊本県の山熊本県の山長崎県の山長崎県の山宮崎県の山宮崎県の山鹿児島県の山鹿児島県の山その他の県の山その他の県の山

HOME > 九州の山 > 福岡県の山 > 可也山 > 山の記録5

福岡県の山

玄海灘が格別いい・可也山 [ 365.1m ]

お堂 → 山頂展望所(所要時間:約15分)

062.jpg
063.jpg064.jpg
067.jpg059.jpg
061.jpg062.jpg
065.jpg066.jpg

前方右手に小さな お堂 が見えてくる。
ここは、少し空間が広がり、左手の大きな木の前後には、丸太がベンチ代わりに置かれている。
右手お堂のすぐ先には、 道標 が立てられ、右手へ下って行くと「小金丸親山へ:2800m」と案内されている。
ここを直進してゆるやかに登って行く。
道は概ね西の方へ伸び、1〜2分も行くと正面に案内板が立てられ、「可也神社」と書かれている。
道は、ここで左右二手に分かれ、山頂は右手を行く。
その前に左手へ直進して登って行くと、正面に立派な石殿がある。
近づくと、神社の境内らしく、しっとりとして落ち着いた空気が漂っているが、石殿の先に目をやると、テレビ局の受信施設のような白っぽい構造物が見え、どうしても違和感を感じてしまう。
神社には、神武天皇が祀られ、可也山は、その美しさから神奈備山(かむなび)呼ばれ、天孫が降臨した峰)とされ、古くから信仰の対象だったという。案内板には“天平八年(736)新羅に使いする人の歌に「草枕 旅を苦しみ 恋おれは 可也の山べに さ男鹿鳴くも」と書かれ、万葉に歌われた山だという。
ついでに、神の依りしろとされるご神木を、朝鮮語でカムナビ(神の木)」といい「カム」は神、「ナビ」は「木」を意味し、日本の神奈備(カムナビ)は、この「神の木(カムナビ)」を万葉仮名で表記したものだという。
さて、山頂へは分岐まで戻り、右手の平らな道を行く。

左手上部に可也神社を見て、少し登ると草地の広場に出る。
左手構造物には各放送局の「中継放送所」と書かれたパネルが貼られている。
平らな草地を数メートル行くと、左手に道標が立てられ「 展望所まで300m 」と案内されている。
道はすぐ林の中に入って行く。
右手はスギ林、左手は自然林に囲まれた道を、右手 目印の岩 に触れ、ゆるやかに下って行く。
さらに平らな道を少し行くと、右手へカーブし傾斜を増してくる。
すぐ登りに転じる。

069.jpg
075.jpg071.jpg
076.jpg077.jpg
068.jpg070.jpg
072.jpg073.jpg
074.jpg

右手には、 家庭用のテレビアンテナのようなもの が、左手は小竹が密生し生垣のように刈られている。
道はすぐ傾斜を増し、急坂を登りきると傾斜はゆるんでくる。
少し行くと、右手に、 山頂標 が立てられ、「可也山山頂:標高365m」と案内されている。
その左手にも道標が立てられ、「展望所まで100m」と案内されている。
山頂は、山頂標がなければ通り過ぎてしまう。展望は林に囲まれ全く得られない。
さらに一休みするような場所もない。標柱に従い、直進して展望所まで足を伸ばす。
すぐ、薄暗い林の中をゆるやかに下って行く。
少し行くと、倒木をくぐりさらに下って行く。 途中、右手に岩を見て右手から幹を伸ばす木をくぐり、 岩に触れさらに下って行く

山頂から、3分余り下り、少し登ると 展望所 に着く。
展望所に立つと、苦労の甲斐がある。
玄海灘の大海原が視界に消えるまで広がっている。
右手眼下には、前原市街地が広がり、その向こうには福岡市西区辺りの市街地が見渡せ、福岡タワーの他、ホテルやドームも確認できる。
左手西の方には、海岸線がはっきり見て取れ、浮岳や十坊山の展望が利く。
ここで時間が許す限り展望を楽しみ、体を休めればいい。
そして明日への元気を蓄えればいい。

LinkIcon山の記録4【 山の記録5 】スライドショーLinkIcon

pagetop_off.pngpagetop_off.png