夜景に酔う・福智山 [ 966.6m ] − 鷹取山 [ 633m ]
からす落し → 山頂(所要時間:約25分)
主稜との交差部は、広い空地が広がり、ここが「からす落し」と呼ばれている。
右へ数メートル行くと、左手奥の方には
丸太で作られたベンチ
が用意されている。
ここには
標柱
も立てられ、福智山山頂=0.7km、内ヶ磯=5.1kmと案内されている。
ここからは東側眼下に展望が開け市街地が一望できる。
山頂は、南西の方へ直進し登って行く。 道は徐々に傾斜を増し、辛抱しながら4、5分も登ると、左手に標柱がある。
この標柱には「水場(たぬき水)」と書かれ、ここを数メートル左手へ行くとビニールパイプから水が流れている。
ヒシャクも用意され、ここで必要な水を確保することができる。
山頂への道は、分岐地点には戻らず、右手へ登ると元の道に合流する。
すぐ正面には立派な
山小屋
が見える。
この山小屋の壁面には「平成3年老若男女を問わず、多くの人の協力で建てた」と、さらに「山は友達・みんな仲間」と大きな文字で書かれている。 ここにはテーブルやベンチも数台設置され、展望にも恵まれ一息いれたい。
筑豊山の会(太田徹哉会長:093−601−6194)では、年20万人も訪れるという登山客に対し、微生物で汚物を分解する環境保全型のバイオトイレの建設が進められている。
既に、バイオトイレは北九州市の協力を得て、消防用ヘリで運び上げられている。
建設費は総額で500万円を要し、資金協力が呼びかけられている。
山頂は山小屋の手前から左手へ、
九州自然歩道の案内板
を見て、蛇行しながら登っていく。
2、3分ほど行くと岩場となり、岩場の左手を行く。
山頂が近づくにつれ、秋はススキが多くなり、山頂付近は一面ススキ原となる。
正面上方には、
黒い岩
が見え出す。 右手の方には鷹取山も見下ろすことができる。
さらに右手眼下には、直方市街地も目に入る。
3分ほど登って行くと、その岩の左手に達し、さらに登って行くと
山頂にある祠
も見え出す。
岩から2分も登れば、山頂に立つことができる。